画家研究 三岸夫妻考察

渦を巻くような光の抽象画。左は朱と橙、右は青と紫、中心が明るく白い。

わたしの人間観察の原点には、二人の画家がいる。

三岸好太郎と三岸節子。北の空気をまとった、夫婦の画家である。好太郎の描く道化やピエロは、わたしに「道化師とは何か」という深い問いを残した。節子の生き方は、人生を賭けて描き続けるとはどういうことかを、いまも教えてくれる。

ここには、noteに書いてきた三岸夫妻についての考察と物語をまとめた。それぞれの続きは、noteで読むことができる。

三岸好太郎との散歩

三岸好太郎との散歩

わたしは、三岸好太郎を散歩に誘った。連れて行かれたのは、開拓の気配を残す、幼き日の札幌。野山を駆けまわり、草の上に寝転び、キャンバスに線が生まれる瞬間を後ろからのぞき見る。「三岸好太郎の線には、どこか、草の匂いがする」。画家の原風景を五感で歩く、空想の散歩の記録。

▶ noteで読む「三岸好太郎との散歩」

三岸節子とのお茶会

三岸節子とのお茶会

招かれてもいないのに、憧れの画家・三岸節子のアトリエの扉を叩いた。静かな光に満ちた部屋で、紅茶を挟んで交わされる「あなたは、なにもの なの?」という問い。「だから、描くのよ。」――人生を賭けて描き続けた人の言葉が、まっすぐに届く一篇。

▶ noteで読む「三岸節子とのお茶会」

余白に流れ込む女たち――三岸好太郎論

余白に流れ込む女たち――三岸好太郎論

なぜ、女性たちは三岸好太郎に人生ごと引き込まれていくのか。強引さでも支配でもない、「拒絶しない空気」と、壊れそうな感受性。自らの手相を読んだという逸話にも触れながら、好太郎の色気の正体を読み解いていく。夫妻への尊敬と愛を込めた、このコーナーの中心となる考察。

▶ noteで読む「余白に流れ込む女たち――三岸好太郎論」

あわせて読みたい

時代を象徴する人物のひとりとして、三岸節子が登場する。
▶ noteで読む「地の時代の子どもたち(前編・1820〜1920年代)」

三岸好太郎と三岸節子 夫妻への尊敬と愛を込めて。

🌙 Luna SĀYA

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