人と人のあいだには、
見えない線がある。
ここまでは、あなた。
ここからは、わたし。
それは、
誰かを拒むための線ではない。
わたしが、
わたしでいるための線である。
窓から、まず見る。
言葉より先に、
目を見る。
笑顔より先に、
声の揺れを聞く。
そして、ときどき、
頭がまだ何も知らないうちに、
身体だけが知っている。
――この人には、近づいていい。
――ここから先には、入れない。
理由は、
あとからでいい。
身体は、
言葉より古い場所で生きている。
扉を開けるのも、
閉じるのも、
わたしである。
高い城壁が必要な夜もある。
誰かを迎え入れて、
庭で一緒に笑う午後もある。
だけど、
花を摘んでいいことと、
庭を他人のものにしていいことは、
同じではない。
優しくされたからといって、
鍵を渡さなくていい。
愛しているからといって、
国境をなくさなくていい。
それでも、
わたしは、あなたを愛せる。
それでも、
わたしは、わたしのものだ。
境界線とは、
人を遠ざけるために
引くものではなく、
誰と、
どこまで、
どんなふうに生きたいのかを、
自分で決めるためにある。
窓。
鳴子。
扉。
城壁。
開かれた庭。
そして、
近づかれただけで
開いてしまう自動ドア。
あなたの境界線は、
いま、
どんなかたちをしているだろう。
誰かに教え込まれた線ではなく、
あなたの身体が知っている、
あなた自身の線を。
『わたしの境界線。』
――その線の内側にいる人を、
わたし、と呼ぶ。
Luna SĀYA
診断ページ
三十の問いに答えると、境界線が働く五つの段階(察知・身体・拒否・分離・離脱)のどこで最初に鳴りやすいか、そして六つの扉のかたちのうち、いまどれに近いかが見えます。職場・家族・恋人・友人と、相手ごとのかたちも見られます。
診断は無料です。登録も、名前の入力もありません。答えはどこにも保存されず、画面の中だけで数えられます。
六つの扉のかたち
- 窓 ── まず、見る。
- 鳴子 ── 身体が、先に知っている。
- 扉 ── 入っていい人は、私が決める。
- 城壁 ── 侵入させない。
- 開かれた庭 ── 迎え入れる。でも、庭は私のもの。
- 自動ドア ── 近づかれると、判断する前に開いてしまう。
どのかたちにも、優劣はありません。
境界研究
この診断は、noteで続けている「境界研究」から生まれました。マガジンは無料でご覧いただけます。中には有料の記事もあり、その場合は記事ごとに金額が表示されています。
読むときに
※この診断は、医学的・心理学的な検査ではありません。
※直感や身体の反応は、その日の体調や、これまでの経験にも左右されます。この診断は「相手が危険な人かどうか」を見分けるものではなく、ご自身の境界線の動き方を見るためのものです。
表紙画像:Luna SĀYA 作(生成AIを用いた本人の制作物です。実在の画家の作品ではありません)

