わけへだてなく

太陽

太陽は、選ばない。

金持ちの庭にも、貧しい家の窓にも、同じ光を、送る。

善い人にも、過ちを犯した人にも、分けへだてなく、あたたかい。

それが、太陽の、いさぎよさだ。

人は、つい、相手を選んで、光を当てたくなる。

好きな人には、やさしく。そうでない人には、冷たく。

だが、ほんとうの大きさは、選ばないことの中にある。

誰にでも同じく、というのは、難しい。

だからこそ、それができる人を、人は、太陽のようだと言う。

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