草花研究

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ピンクの紫陽花——色を変えて帰ってきた花

鉢植えで売られている紫陽花に、やわらかいピンクのものがある。日本の梅雨の風景から少し外れて見える色で、洋風の花のようにも感じる。 けれどこの花は、もとをたどれば日本の花だ。出ていって、向こうの土の色になって、その姿で帰ってきている。 ピンク...
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青い紫陽花——毒を吸って、色にする

日本で紫陽花といえば、まず青が浮かぶ。梅雨の重い空の下で、あの色だけが冷たく澄んでいる。 なぜ日本で青が多いのか。そして、あの青がどうやって作られているのか。調べていくと、思っていたより厳しい話が出てきた。 青は、色素だけでは出ない 紫陽花...
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白い紫陽花——土に染まらない、という色

梅雨の、雨の続く時間。青や桃色の紫陽花が並ぶ中に、白い一株が混じっている。暗い日ほど、そこだけが遠くからでも見える。 紫陽花の色は、土が決めている 紫陽花の色は、花が決めていない。根の立っている土が決めている。 紫陽花はアントシアニンという...
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チングルマ——草に見えて、木である

雪が消えたばかりの斜面に、白い花が群れて咲いている。高い山の、夏がいちばん短い場所だ。 チングルマという花 バラ科。学名は Geum pentapetalum。本州の中部から北、そして北海道の高い山に生える。雪田——夏の遅くまで雪が残る窪地...
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金鳳花——光を集める花が、なぜ毒を持つのか

道端の、誰も足を止めない場所に咲いている。それでも、遠くからでもわかる。金鳳花は、光っている。 草花研究について 人相を読み、手相を読み、時代を読んできた。どれも「そこにあるものを、そのまま見る」という一つのやり方でつながっている。草花も、...
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