手相で、最初に目が行く線がある。生命線だ。
「生命線が短い」と言われて、怖くなった経験を持つ人がいる。早死にするのではないか、と。
はっきり言う。生命線の長さと、寿命は関係ない。
生命線が示すのは、寿命ではなく——生命力のあり方だ。どういうエネルギーの使い方をしてきたか、またはしているか、の記録だ。
生命線が長く、はっきりしている人は、エネルギーが安定していて持続力がある傾向がある。
生命線が短い人は、エネルギーの使い方が集中型であることが多い。長期より短期に強く燃える。短い時間に多くのことをする。
生命線が途中で切れている場合、人生に大きな転換点があることを示すと読む。悪いことではない。変化の記録だ。
手相は、運命を決めるものではない。今この瞬間の、自分の状態の地図だ。
地図は、変わる。手相も、生き方によって変わる。
怖れるためではなく、自分を知るために——手相を読んでほしい。

