手相の感情線が示すもの——その人の「愛し方の型」

人相・手相

手相の中で、私が最初に見る線がある。感情線だ。感情線は、小指の下あたりから始まり、人差し指か中指の方向へ向かう、横の線だ。

この線は、「愛情運」を占うものではない。その人がどういう形で人を愛するか——愛し方の型を示す線だ。感情線が長く、人差し指の下まで伸びている人は——愛情が深く、一途だ。一人の人を深く愛する傾向がある。

その分、裏切られたときの傷も深い。愛する人のために、多くを犠牲にできる。ただ——愛情が深すぎて、相手を縛ることがある。「これだけ愛しているのに」という感覚が、時に重さになる。感情線が中指の下あたりで止まっている人は——愛情と現実のバランスを取る人だ。感情だけで動かず、理性でも関係を判断する。傷つくことへの防衛本能が働いていて、深みにはまる前にブレーキをかける。愛情がないわけではない。

ただ、全部は渡さない。感情線が短く、あまり伸びていない人は——感情を外に出すことが苦手な人だ。愛情がないのではない。内側には確かに感情がある。

ただ、それを表現することに、慣れていない。あるいは、怖い。「冷たい」と言われることがあるかもしれないが——内側は、そうではない場合が多い。

人相と同じく、手相を読むことは——相手を判断するためではない。この人はどういう形で愛するのか。どういう形で傷つくのか。どういう形で表現するのか——それを知ることで、近づき方が変わる。手相は、その人の愛し方への——理解の入口だ。。

タイトルとURLをコピーしました