夜のしごと

露は、夜のあいだに、降りる。

誰も見ていない時間に、しずかに、仕事をする。

朝、人が目を覚ますころには、もう、葉の上で光っている。

「いつのまに」と、人は言う。

本当に大切なことは、たいてい、見えないところで、進んでいる。

誰かが眠っているあいだに、誰かが、そっと整えている。

その「夜のしごと」に、気づける人で、ありたい。

そして、気づかれなくても、する人で。

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