まるい光

草の葉の露は、まるい。

その小さな水玉の中に、空が、まるごと映っている。

朝の光も、雲も、ひとつぶの露に、宿る。

小さいことは、貧しいことではない。

ひとつぶの中に、空を映せるなら、それでいい。

人も、大きくあろうとしなくていい。

自分の場所で、自分のまるさで、空を映していればいい。

露は、隣の露と、大きさを競わない。

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