澄んでいること

濁った水は、染みても、土を傷める。

露が土を潤せるのは、澄んでいるからだ。

だから、露でありたいなら、まず、澄んでいなければならない。

うらみ、ねたみ、人を下に見る心――

そういう濁りを抱えたまま染み込めば、染みた先を、汚してしまう。

露の善さは、その清さと、ひとつだ。

何を入れるかではなく、何を、入れないか。

澄んでいることは、それ自体が、ひとつの、しごとだ。

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