2026-06

時代研究

「いいね」の時代に、承認はどこへ向かうのか

「承認欲求」という言葉が、否定的に使われるようになった。認められたい、という気持ちを、どこか恥ずかしいもののように語る空気がある。だが——認められたいという欲求は、人間の根の部分だ。「私はここにいていい」と感じたい。その願いは、消すべきもの...
時代研究

SNSが恋愛から奪ったもの、与えたもの

SNSは、人と人との距離を変えた。会わなくても、相手の今がわかる。何を食べ、誰といて、何を感じているか——断片が、絶え間なく流れてくる。これは、恋愛に何をもたらしたか。与えたものがある。遠くの人とつながれる。会えない時間も、細い糸でつながっ...
人相・手相

笑い皺は、その人が選んできた感情の記録だ

顔に刻まれる皺を、人は怖れる。だが人相学では、皺は衰えの印ではない。その人が、どんな感情とともに生きてきたかの記録だ。目尻に柔らかな皺がある人。それは、長い時間、笑ってきた人の顔だ。喜びを、外に出すことを許してきた人の証だ。眉間に縦の皺があ...
人相・手相

親指が語ること——意志と、自制のあいだ

手相を見るとき、私は線だけを見るのではない。指も見る。なかでも、親指には、その人の「意志のかたち」が出る。親指は、ほかの四本と向き合う、唯一の指だ。握る、掴む、支える——人間の手が何かを成せるのは、この一本が他の指と対になっているからだ。親...
人相・手相

鼻が語ること——その人の「自尊心」のかたち

人相学で、鼻は「自分」を表す部位だとされる。財運の話として語られることが多いが、私はもう少し奥を見る。鼻は——その人が自分自身をどう扱ってきたか、の記録だと思っている。鼻筋がまっすぐ通っている人は、自分の中に一本の軸を持っていることが多い。...
男女論

別れたあとに残るものが、その関係の本当の姿だ

関係が終わったあと、何が残るか。それが、その関係が本当は何だったのかを、静かに教えてくれる。恨みだけが残る関係がある。利用された、踏みにじられた——そういう感覚しか残らないとき、その関係の中で、自分の尊厳が削られていたのかもしれない。一方で...
男女論

「重い」と言われることを、怖れなくていい

「重い」という言葉が、人を縮こまらせる時代になった。好きだと伝えれば重い。会いたいと言えば重い。将来を話せば重い。そうやって、自分の感情の温度を下げることを覚えた人がいる。本当はもっと求めているのに、軽く見せる。執着していないふりをする。だ...
男女論

「察してほしい」と「言葉にする」のあいだで

「言わなくても、わかってほしい」——そう思ったことのない人は、いないだろう。察してほしいという気持ちは、甘えではない。それは「この人になら、言葉にしなくても届くはずだ」という、信頼の表れだ。だが——その信頼が、いつのまにか相手への要求に変わ...
Luna SĀYA思想

風水とは何か——空間が人間に与える力

風水、という言葉を聞くと、インテリアの話だと思う人が多い。方角や色や置き物の話だと。 それは間違いではないが、表面だ。 風水の核にあるのは——人間は空間に影響される、という認識だ。 どんな空間にいるかが、思考を変える。感...
人相・手相

身体は嘘をつかない——人相学が本当に読んでいるもの

「身体は嘘をつかない」という言葉がある。 人相学は、この言葉の上に立っている。 顔は、意識的に作れる部分と、作れない部分がある。笑顔は作れる。だが、目の奥の光は、作れない。 長年笑い続けてきた人の顔には、笑いの痕跡が刻ま...
タイトルとURLをコピーしました